私がカフェを開業したのは26歳の時。
『もう少し社会経験を積んでからの方がいいんじゃない?』
『社会人歴が短いのに大丈夫なの?』
『20代で起業する奴はだいたい失敗する』
などなど、応援の声と同じくらいたくさんの否定的な意見をもらいました。
今この記事を読んでくれている人の中にも、会社で働きながら“いつかは事業を起こしたい”と思いつつ、なかなか開業に踏み切れてない人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたに、絶対事業するなら断然早い方がいい!ということを伝えたくてこの記事を書きました。
『カフェ開業したいけどまだ踏み出せない』というあなたの背中を少しでも押せれば嬉しいです。
若ければ若いほど体力がある!
カフェ開業を若いうちからするメリットは体力があること!
これは若ければ若いほどたくさん持っているものです。
開業資金を貯めるためや経験値上げるために、アルバイト掛け持ちでがむしゃらに働いたり、資格のために会社帰り徹夜で勉強したり、結構めちゃくちゃなスケジュールもこなせてしまうのが若さの最大の武器!
体力があるから行動範囲も視野も広くなります。
私も創作空間caféアトリエ開業の資金を貯めるために、23歳〜26歳までの3年間土日祝休みなく朝から晩まで働き、アトリエオープンが迫る中お店の内装でできること(壁塗り、床貼り、机の組み立て、備品の買い出しなど)をひたすらやっていました!
オープン後落ち着いた11月中旬に一度身体の節々が痛くなって急遽休業になったこともありましたが…。頑張りすぎには注意です(^^;;
失敗しても再スタートできる!
創作空間caféアトリエ場合、開業資金は総額530万円かかりました!
そのうち380万円を銀行と金融公庫から借入をしたのですが、『いきなりそんな借金できて怖くないの!?』と言われたことが何度かあります。
私は事業計画を立て『これで絶対大丈夫!』と思えたので全く怖くなかったです。
むしろ、年を取って万が一の時に雇用してもらえないほうが大変そう!と思います。
もしカフェがうまくいかなかったとしても、また働けばいいのです。
成功するのはもちろん、失敗するのも絶対若い方がいいと思うんです!
融資の年利が安くなるなどお得!
多くの方が開業時に金融機関からお金を借りると思うのですが、そのとき気になるのが返済時の年利ですよね!
なんと私はかなりラッキーで、保証協会からの借入が年利1.0%でできました。(金融公庫は1.66%でした。)
私の場合“35歳以下事業主”、“女性事業主”、“特定の支援団体の推薦(私の場合産創館)”に該当したので、キャンペーン割引が適応されたのです。(キャンペーンない場合は1.4%でした。)
“35歳以下の若年層”と“女性”に適応される年利割引や補助金などは沢山あり、銀行によって内容が異なるので、融資を視野に入れ始めたときには調べておくのがいいと思います。地域の開業支援センターに行くのもオススメです!
ちなみに、私がお世話になった大阪の産創館では融資の無料相談を受けていたり金融公庫の人や銀行の人から直接話を聞くことができるので、関西で開業を考えている方は要チェックです。
若いだけでアピールになる!
(↑キャンが描いたイラスト)
異業種交流会などでカフェ開業のために欲しいコネを探していた時、若いというだけでアピールになり、覚えてもらいやすいと感じました。
“若くて必死だったあの人ね”みたいな感じで、印象に残るのではないでしょうか?笑
若年層の起業家はまだまだ少ないので、交流会へ行くと『若いのに何してる人なの?』と寄って来てくれる人もかなり多いです。
人生で一番若いのは今です!臆せずにグイグイいきましょう。
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私がこの記事で伝えたかったのは、『いつか、いつかは…』と思いながら若い期間を“労働だけ”に使ってしまうのはめちゃくちゃ勿体無い!ということです。
時間の使い方はそれぞれですし、お金をもらうために自分の時間を切り売りするのは、時には必要かもしれません。
でも、ただ単にお金を貯めるために時間を使うというのはお勧めしません。
例えば、『開業に500万円必要だから貯めるぞ』と目標を立てて年間100万円ずつ貯めると5年かかります。
さっさと融資で500万円借りて開業して過ごした5年と、お金を貯めるために費やした5年、どちらがあなたにとって価値のある5年になるのでしょうか?
そもそも年間100万円貯めるほど節約しながら5年も人生捧げたくない(・ω・`)
若い時間はこんなにも短いんだから…(実感中)
もしお金だけがあなたの開業を引っ張っているであれば、借りる・もらうという選択を取るのがベストだと思います。
借りたら返せばいいだけの話ですし。
もしまだ『借入れが不安で踏み出せません』という方は私に直接連絡をください。あなたの夢を叶えるために、お尻を叩きに馳せ参じます(笑)
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まとめると、体力があり、最悪再就職でき、年利も安くなり、ちやほやされやすい若いうちに開業するのサイコー!ということでした!
以上、きゃんでしたー。